itti(イッチ)の部屋

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【ittiイッチのビーエル日記】その26

頬に垂れた一滴だけで

心を凍らせる冬の雨はとっても苦手


傘をさす指先も冷たくなるし...


そんな寒い心に

あったかいお話をひとつ


先日観た映画

『チョコレートドーナツ』


1970年代

ゲイの男性がニューヨークで

育児放棄されたダウン症の子供と

家族のように暮らした実話を元に

作られた映画です


ルディ役の アラン・カミングさんは

ご自身もゲイであると公表済み

とっても笑顔がステキなの💓



障害児のマルコ役に

ダウン症の役者さんを起用


映画では、ルディの恋人ポールが

弁護士という形で登場します

いわゆる 隠れゲイ さんなので

仕事柄色々あって大変



育児放棄されたマルコを

育てたいという二人


でも、周りは偏見の目で見ます

ゲイであることばかりにとらわれ

審議は進みません



大切なのはマルコの幸せ



でも、大人たちは社会の常識やら

自分の保身やらで

マルコの本当の幸せには

気付かないフリをする


中には、ちゃんとマルコの事を

考えてくれる方もいるのですが...



ゲイでショーダンサーのルディが

ポールとの関係を揶揄されながら

マルコを愛しいという想いで

突き進んで行く姿には

思わず号泣


血縁関係がどうだとか

性別がどうだとか

そんなことは重要ではない


家族になることの

本当の意味を教えてくれる

心の穴を埋めてくれる

そんな作品になっていました


児童虐待とかネグレクトとか

親を非難するばかりでいいのかな⁉


育てる自信が無いからと

中絶すればいいって訳でもない


でも子供を産んだから

すぐに愛情持てるとも限らない





望んで産んだ子供だけど

育てるうちに環境が変わったり

自分の許容範囲を超えてしまうとか


父も 母もいっぱいいっぱいで

病んでしまう場合も


親だって

子供から必要とされて

はじめて守りたいと思うのかも



.....この映画を観ると

いろんな気持ちが

ぶわぁぁぁ~って

溢れだす


性別・職業・貧困・教育・結婚


そして、やっぱり愛情



ペットは人では無いけれど

愛情持って育てている方は多いです

同様に簡単に捨ててしまう人だって


命を預かる

そんな気持ちにならないと

育ててはいけない気がする

本当は 親だって怖いのでは?


子供って

思い通りにならなくて

イライラや不安の材料にもなる


そこを折り合いつけて

上手い具合に息抜きしながら育てて行く

まあ、親は子供に

育てて貰うんですけどね!


ドタバタしながら

進んだらいいのかな




愛情を感じるお話でしたので

機会があればご覧下さい

(ハンカチとティッシュはご用意ください)


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