itti(イッチ)の部屋

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【ittiイッチのビーエル日記】その15

どうも、ご無沙汰のイッチです。


新潟の大火災 物凄い事になっていて...


この 歳の瀬に なんという事かと、心痛めるばかりです。


今日も 風は強いですが、あんなになるとは 思ってもみませんでした。


最近 私自身も 身内を亡くし、突然の出来事で 途方にくれるばかりです。 でも、何処かで冷静な自分もいて、なんだか他人事のような気持ちになったり、急に焦りが湧いてきたりで... 変な気分でした。


葬儀を行うって 物凄く気力と体力のいることなんだと 知りました。


病院から火葬場迄 変な話ですが 流れ作業のようにどんどん進んでいって、決められた時間の中で 気持ちは 落ちたり 焦ったり....



最近 『終活』 という言葉を耳にしますが、本当に 大事な事だと思います。


自分の最後を どのように執り行ってほしいのか。


残される家族としては、それが知りたいと思いました。


骨壺の色まで 選ばないといけなくて、(えー?!そんなの分かんないよ‼) と、細々としたものが多過ぎ。


あーでもない、こうでもない と家族は、自分の趣味で色々 いうし...


大変だなー と、心が引いた。



身近な家族には、紙に書いた物で どうして欲しいのか 分かるようにしておこうと、切実に思いました。



死んだ時の事を考えるのは 嫌な気分ですが 、今は少子化だし、子供に大変な思いをさせるのも 可哀想。ましてや 独り身なら、尚更です。



ビーエルの妄想も 出来ないほど、怒涛の毎日を送っております。仕事は 忙しいしで、寝込んではいられませんが、この状態は49日迄 続くのでしょうか?



カラダと頭が もう1つ欲しいと思う私です。



『終活』


『エンディングノート』


今 、一番大切だと思った事でした。




それにしても、新潟の火災で家を無くされた方たちは、 仮設の住宅を建ててもらえるのでしょうか?



天災やら 火災やらで、家を追われる方の多い国ですね。なんなの?

これは なんともならないの?


いい制度があれば 良いのですが。



今年も僅かですが、皆さんが無事に過ごせますように。

『気付いたんだけど。』03

 - ホント、頭にくる・・・



昨日まで、吉田がどこの女と遊ぼうと気にも留めなかったのに・・・。


っていうか、彼女がいるなんて聞いてないし、バイトのない日はほとんど一緒に遊んでいるのに、なんでオレが知らない訳?!
普通は彼女とデートするんじゃないの?せっかくの休みを男友達優先するって、どうよ。


てっきり彼女がいないと思うだろ!!



こんな事なら、オレだって女の子と遊びに行っときゃよかったよ。
そうしたら、今頃は彼女作って吉田の事なんかどうだってよくて、もう学校以外では遊んでやらないんだから・・・。




・・・でも、絆創膏気になったら自分の気持ちに気づいちゃって、もう・・・




一応は、分かり切ってる事だけど、それがキスマークを隠すために貼っているのかどうか、そこは聞いておこうと思う。
どうせ、この気持ちは何処へも持って行きようがないんだ。


オレが好きだって言わなきゃいいだけ。
吉田に惚れちゃってるって言わない。
口が裂けても言わない・・・。


そこを忘れなきゃ、今まで通りの友達で卒業までやって行ける・・・と思う。


・・・忘れなきゃ、な・・・





*なんだかんだで、仲のいい二人。


友情の上に、’恋’のパウダーを振りかけると、愛情になるんでしょうか?!


・・・当事者にしか分からないですね!楽しみですね~~~( *´艸`)




訪問頂き有難うございました。
また、反応見ながら描かせていただきます。

『気付いたんだけど。』02

 入学して間もなく、たまたまクラスで隣に座ったのが吉田で、目が合うとニコリとされた。



背格好は同じ位。くせ毛なのか寝癖なのか、あらゆる方向に跳ねた髪の毛は、まるでコントに出てくる人のよう。笑うに笑えない。だって、まだしゃべった事もないんだ。




ニコリとされて、どうしていいのか...


一応、愛想笑いだけしておくと、直ぐに前を向いて講師の話に集中した。




* * * 
「ねえ、学食ってどっち行く?第二の方が女の子多いらしいね。」


「え?....」


昼になると、急に声を掛けて来るから驚いた。初めて言葉を交わしたのが、学食どっちに行く、とか。オレたち、今日会ったばかりなのに...。



「.....多分第一。別に女の子狙いじゃないし........。」


「あっそう?!.......なら俺も第一行こうっと。」



そういうと、さっさとカバンにノートをしまい込む。
「じゃあ、行こ!」


その言い方は、さも友人を誘うような言い方だった。
- なんなの?.......コイツ。



正直、オレは大学受かって都会に出てきたばかりの田舎者。


こんなに馴れ馴れしいのは、都会馴れしているヤツで、オレの事を軽くみているんだと思った。


「あの、.......別に一人で行けるんで。」
そう言うと、お先にどうぞの意味を込めて、ドアの方に手を向けて促す。


すると、彼がオレの手を取って握り締めてきた。


「は.........?」
なんで握手?


戸惑うオレが固まってしまうと、「デカイ手。いいね、あったかくて心地いいじゃん。」という。


ハッと我に返って、その手を引き抜こうとした。


「あ、ごめんごめん。俺、手フェチなんだよね。どっちかっていうと、小さな手よりデカくてゴツイ感じの方が好き。」


手を離しながら、そんな説明されても、オレはどんなリアクションしたらいいのか。
困りながらも、その場を離れることが出来ず、ただ口元から覗く綺麗な歯だけに目が行った。





そんな事がキッカケで、一年もつるんでいたら、今では互いを親友と思っているオレたち。



- 絆創膏を目にして、今さらこの恋に気づいたオレはどうしたら.........。








*ブログ村に反応頂いたので、続きを書かせていただきました。


キッカケは何であれ、気付いたからには、くすぶる気持ちを封印するのは苦しい。


’恋焦がれる’って気持ちは、男女の区別なく訪れますね。


取り敢えずはここまで。


また反応頂けましたら.........。