itti(イッチ)の部屋

日記 / 呟き / 趣味の部屋 /

小説のブログ記事

小説(ムラゴンブログ全体)
  • 『虹の橋を渡ったら』 SS 完

     せっかくの休日デートも、的場さんの一言で台無しだ。 肩を落として自宅へ戻ろうと、バス停に向かった僕に、「大宮⁉」と、後ろから声が掛かったので振り向いた。 ─ぁ。 声の主は高校時代の同級生。 高岡 俊也(シュンヤ)だったが、あまり良い印象は無い。 「地元に居るのは知ってたけど、会うのは久しぶりだな... 続きをみる

    nice! 27
  • 【ittiイッチのビーエル日記】その23

    こんにちは(о´∀`о) 23日から更新を滞っているイッチです。 今日の記事は 自分への問いかけなので、目にされた方は ごめんなさい。スルーしてくださいね。 別のサイトで書いている小説の 内容が... 次の展開を 書くのが..... 気が乗らない。 つらい。 落ち込む。 なんで こんなお話を書き始... 続きをみる

    nice! 19
  • 【ittiイッチのビーエル日記】その19

    寒い〰ーー 静岡県は温暖な地域で、私の住むところは雪とか降ることもなく、のほほんと暮らしております。でも、風が強くて‼ 飛ばされそうです〰ッ( ´△`) 今日は、ちょっとワクワクする事があって、早く夜にならないかと🎵 人の恋路を応援するって・・・される側は鬱陶しいでしょうが、とても華やいだ気持ち... 続きをみる

    nice! 8
  • 『気づいたんだけど』05

     人の気も知らないで、吉田は晩御飯を一緒に食べたあと、帰る事なくオレの部屋に泊まった。 前は、セミダブルのベッドの上で窮屈そうにくっついて寝たが、流石に今夜は気持ちが持たない。きっとオレの「好き」がダダ漏れてしまいそうで、とにかく離れて寝なくては、と思った。 ベッドの横に寝袋を置く。 客用の布団な... 続きをみる

    nice! 14
  • 『気付いたんだけど。』04

     どういう訳か、吉田はいつもオレのアパートに来ると、まるで自分の家に居るかのようにくつろいでいた。 オレは、これ以上吉田の彼女の話なんか聞きたくもないってのに...。 同じ空間に居たら、空気が薄くて呼吸が苦しくなりそうだ。 っていうか、多分オレの周りだけ、高まる心拍数のせいで空気が薄くなっていると... 続きをみる

    nice! 16
  • 『気付いたんだけど。』03

     - ホント、頭にくる・・・ 昨日まで、吉田がどこの女と遊ぼうと気にも留めなかったのに・・・。 っていうか、彼女がいるなんて聞いてないし、バイトのない日はほとんど一緒に遊んでいるのに、なんでオレが知らない訳?! 普通は彼女とデートするんじゃないの?せっかくの休みを男友達優先するって、どうよ。 てっ... 続きをみる

    nice! 11
  • 『気付いたんだけど。』02

     入学して間もなく、たまたまクラスで隣に座ったのが吉田で、目が合うとニコリとされた。 背格好は同じ位。くせ毛なのか寝癖なのか、あらゆる方向に跳ねた髪の毛は、まるでコントに出てくる人のよう。笑うに笑えない。だって、まだしゃべった事もないんだ。 ニコリとされて、どうしていいのか... 一応、愛想笑いだ... 続きをみる

    nice! 16
  • 『気付いたんだけど。』01

    男に生まれて19年。 長いとは言えない人生の中で、オレ【大村 健】は、今日初めて気付いた事がある。 大学で同じ授業をとっている【吉田 聡】 癖のある黒髪が印象的な同級生が、今朝首に絆創膏を貼ってきた。 高校生の頃なら、直ぐに「キスマークかよ!」とひやかすところ。 でも、今朝のオレは違っていた。 そ... 続きをみる

    nice! 8