itti(イッチ)の部屋

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映画、観てきましたよ~


「ミステリと言う勿れ」
田村由美さんが描かれた漫画の実写版で、映画化されたもの



前にテレビでもドラマになっていましたね
久能 整(くのう ととのう)という天然パーマヘアの大学生が、事件に巻き込まれていく作品ですが、事件もミステリアスで、とても面白かったです


コミックは読み始めるとどんどん引き込まれて、ついつい買ってしまいました


ところで、事件もですが、私がこの作品に惹かれるのは、整くんの言葉


彼はとても繊細で、こだわりも強くて、人の様子をじっと見ている青年です
とても陽キャな大学生とはかけ離れています


事件に巻き込まれながら、その時々の彼が疑問に思う事を述べていくのですが、それが一言一言心に刺さるのです


「僕、常々思っているんですが.....」から始まり、日常の中で私たちが云われてきた事や当然のようにしている事柄について持論を述べるのです
本当にそうでしょうか、と


例えば、女性は専業主婦になると「家事だけして楽出来ていいね」とか周りの人から云われたり思われたり


整くんは云います
「楽、でしょうか?本当に楽なら、どうして男の人は家事をしないのでしょうか。外で働くよりも家事をする方が楽なら、そうすればいいのに」


確かに、です。
私は家事が苦手。外で働く方が好き。毎回料理の献立を考えたり、天気を気にしながら洗濯をしたり、お風呂や洗面所やトイレの掃除をしたり


今は男性も家事育児に参加する時代ですが、それでも女性の比ではありません
仕事を持っている女性は、仕事も家事育児も、こなしていかなければならない
当然のように「今夜のおかずは何?」と訊かれ、時々思います
―――自分で好きな物作れば?食べてあげるけど、と


それでも、男性は「オレが食わせてやってる」と思う様で


現代は、家に帰れば携帯を弄っている男性が多いのかも
キッチンで奥さんがあくせくしていても、皿のひとつ、箸のひとつもテーブルに置きません


時代が変わっても、意識はそう簡単に変わらないのかしら?


願わくば、家の中にも助け合いの精神を


話はズレてしまいましたが、映画はとても面白かったです。多分、またテレビドラマも作られるでしょう


菅田将暉さんの 整くんの演技も 素晴らしかったと思います

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