せっかくの休日デートも、的場さんの一言で台無しだ。 肩を落として自宅へ戻ろうと、バス停に向かった僕に、「大宮⁉」と、後ろから声が掛かったので振り向いた。 ─ぁ。 声の主は高校時代の同級生。 高岡 俊也(シュンヤ)だったが、あまり良い印象は無い。 「地元に居るのは知ってたけど、会うのは久しぶりだな... 続きをみる
2017年3月のブログ記事
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───春になった。 そう思って気持ちが緩んだ僕に、突然のアクシデント。 高校から付き合ってきた二つ年上の彼、的場 健治さんが、急に転勤になるという。 「何処へ?」 僕は彼に詰め寄った。 地元の会社に就職して、支社はなく、転勤なんてないはずだったのに。 『ごめん、ヨシくん。』 僕の名前は大宮 芳樹。... 続きをみる
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こんにちは 世間一般の3連休を満喫しております itti(イッチ)です 初日は父のお見舞いに行って、沢山お話をしてきました といっても、ほとんどは私が一人でしゃべっているんですが。。。 父は難病にかかってしまい、入院生活2年目を迎えています 世の中には、まだまだ知られていない病気が多くって、30... 続きをみる
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またまた、とうもろこし様のブログから。 ものすごーく共感しました‼ お子様のいる いないに関わらず、ある程度年齢を重ねてくると付きまとう不安😖💧 これってゲイのカップルにも当てはまると思う。ずっと元気で頑張れるうちは気にしない事だけど、いずれはジジババになっちゃうし 子供が居ても、今時は親を充... 続きをみる
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こんにちは またもや、私の小説に修正の依頼がまいりまして 過度の猥褻な表現が含まれるものがある。らしく..... 申し訳ございません。利用規約に反するとの事で、こちらへ載せた小説はすべて削除させていただきます。 「小学生低学年が読めるような表現を目安にしてください。」 と、言われましても、かなり無... 続きをみる
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運ばれてきたのは、二人分の鴨南蛮そばで。 ここは、ちゃんと鴨の肉が入っている。 たまに行く店は、鶏肉を使用しているのに〔鴨南蛮そば〕と書かれていて、常々おかしいと思っていた。 僕がそんな事を思い出している間に、神谷さんはさっさと食べ始めていて、こちらを見向きもしない。 なんて言うか、凄く自分... 続きをみる
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夕方6時をまわり、事務所の中には僕ともう一人の社員だけが残っていた。 お互いに社員数の多い企業を任されて、製造の会社となると入れ替わりも激しい。 その都度、離職の手続きやらであわただしく、もめ事などが起こった日には調べ物で夜中までかかることもあった。 「津田くん、そろそろ終わる?・・・俺の方は、... 続きをみる
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その日、いつもの様に事務所の机に貼りついて仕事をしていた僕は、ふと、デスクの引き出しが振動している事に気づいた。 微かに肘の辺りに伝わる振動で、引き出しに仕舞った携帯が受信しているのが分かる。 「・・・はい、津田です。」 電話の相手の名前を見たら、少し動悸がして小声になった。 「どうも、神谷で... 続きをみる
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神谷さんという人は、僕の携帯番号を聞いただけで、特に文句をいう訳でもなくあっさりと帰ってしまった。 僕は自宅へ戻ると、あの後神谷さんから連絡があったか携帯を確認するが、何の通知もないまま。 いつもの様にシャワーを浴びると、冷蔵庫からビールを取り出して一口飲んだ。 それから、ありあわせの材料で夕食... 続きをみる
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こちらはpixiv小説に投稿した作品になります それは、夏が終わったというのに、日差しが眩しい夕暮れ時の事だった。 真正面から西日を受けて、目を細めながら車を運転して帰る途中。 河川敷に咲くすすきの間から、小学校の運動場が見えると、ジャングルジムが目に入ってきた。 その時、オレンジ色の光に覆われ... 続きをみる
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3月3日だから耳の日。 またか、--------------- ってことで、他の方のイラスト拝見したらウサギ耳が多かったな でも、ネコ耳もあったりする そういや、先日のりん・ココ&ウミ母さんの記事 リブログさせていただきました 可愛いペット、と呼ぶよりは、近しい家族になっている子たちの仲間が、悲し... 続きをみる